• 施設来場者数:451
  • 試験案件数:408

加熱テスト機一覧

熱処理のコストダウン・品質向上は最適な条件設定から

株式会社エコムが運営するエコムテクニカルセンターでは、テスト炉を設置し、アルミ、セラミック、鉄、ガラスといったワークの熱処理加熱テストを行っております。新規で熱設備をご検討の方、現在の熱処理条件でお困りの方、そして熱設備のコストダウンをご検討の方は是非、当テストセンターをご利用ください。新設備の導入を検討する際、多くのお客様は生産性を向上させるため、①省エネ②省スペース③品質向上をめざしています。その鍵となるのが処理時間の短縮です。エコムのテストセンターでは、経験豊富なマイスターがお客様と共にそのワークにとって最適な条件を求めてテストを重ねます。そこで導かれた新しい熱処理条件をもとに、コンパクトでより省エネな装置をご提案します。設備更新を検討の際はぜひご利用ください。

テスト機ラインナップ

当テストセンターでは、熱処理における最適な条件設定を実現するため、複数台のテスト用加熱炉を設置しております。
乾燥炉、焼成炉、熱処理炉などあらゆる工業炉に対応し、豊富な経験を持つエンジニアがご相談いたします。

    • 高速熱風循環炉

      昇温時間短縮、温度の均一性をめざして、お客様のワークに適した熱処理条件を出すためのテスト炉です。パンチング方式、スリット方式など、様々なタイプのノズルを取り付けることで、最適な風量や風向きの調節が可能です。テストではデーターロガーを使用して実際のワーク温度を測定します。

      熱風加熱(対流加熱)は最もスタンダードな加熱方法ですが、実は多くのパラメータが存在します。そのパラメータを変え、熱伝達係数を上げることで処理時間が大幅に短縮されることが多々あります。熱風循環装置は構造がシンプルなので、最も安定した加熱装置と言えますが、パラメータを変えることで異次元の装置に変身します! エコムのテストセンターで最もテスト件数が多いのがこの高速熱風循環装置です。
      テスト実績(ワーク)
      • アルミ部品の熱処理(溶体化・時効処理)
      • セラミックの焼成・焼結
      • ガラスの熱処理
      • 食品材料の乾燥
      熱源
      ガス
      温度域
      80℃~550℃
      炉内有効寸法
      W700×L700×H700mm
      特徴
      風向き、風量等の調節が可能です。特に昇温時間の短縮及びワーク温度の均一性を目指されているお客様にお勧めします。
      備考
      ノズル種(パンチング方式、スリット方式、その他、特殊ノズル)アルミ部品の熱処理テスト(溶体化・時効処理)に最適です。
       
    • 遠赤外線加熱炉(連続式)

      中・遠赤外線は物質に吸収され、直接分子や結晶を振動させて熱エネルギーに変えます。物質が吸収する波長域はその物質固有のものであり、対象物が最もよく吸収する波長域の赤外線ヒータを選択することが大切です。ゾーン毎に温度や距離、熱風の有無などのパラメータを変えて熱処理条件を決定します。

      熱風循環装置が対流加熱であるのに対して、赤外線加熱は輻射加熱を利用します。赤外線(電磁波)により、直接加熱物の分子を振動させて加熱しますので、高速な昇温が可能です。熱源としては遠赤外線ヒータ・中赤外線ヒータ・近赤外線ヒータの3種類があります。
      IRヒータ温度やワーク間距離を変えることで、そのワークが持つ固有の吸収特性により効果が大きく変わります。エコムではテストを重ね、ワークに対して最も有効なヒータと加熱条件を特定し、新しい装置設計に反映させます。
      テスト実績(ワーク)
      • 樹脂やプラスチックのアニール処理
      • 接着剤の硬化
      • 水分乾燥
      • 鉄部品の油蒸発
      熱源
      遠赤外線ヒータ+熱風
      温度域
      遠赤パネル表面~500℃ 熱風230℃
      波長(3.7μm~)
      特徴
      中・遠赤外線は物質によく吸収され、直接分子や結晶を振動させて熱エネルギーに変えます。放射方式の為、効率の良い加熱方法と言えます。
      炉内有効寸法
      W700×L1700×140mm
      備考
      物質が吸収する波長域は、その物質固有のものであり、対象物がもっともよく吸収する波長域の遠赤外線ヒーターを選択する事が大切です。
    • 台車式電気炉

      プログラム温調計を使った温度制御が可能で、長時間加熱(ワークの耐久試験)を行うことができます。金属表面処理等のテストが可能です。

      テスト実績(ワーク)
      • 特殊合金アニール
      • 溶体化、時効処理
      • 長時間耐久試験
      熱源
      電気ヒータ
      温度域
      ~1200℃
      炉内有効寸法
      H400×W700×L2000mm
      特徴
      プログラム温調計にて温度制御が可能です。
      金属表面処理等のテストが可能です。
      備考
      炉内有効寸法
      H400×W700×L2000
  • 過熱蒸気発生装置

    過熱蒸気は加熱空気に比べて単位面積あたりの熱容量が大きく、非常に高い熱伝導率性を持ちます。過熱蒸気は水の分子しか存在しない低酸素状態の気体であるため、被加熱物が酸化せず、火災の危険性が低いというメリットもあります。エコムでは小型炉のノズルから過熱蒸気を吹き出し、テストを実施します。

    食品・医療分野では実績のある過熱蒸気ですが、その他工業用としては、これからの用途開発が期待されています。過熱蒸気は飽和蒸気を再加熱することで、「水のガス」になります。熱風に比べ熱容量が大きいため伝熱性が高く、昇温時間の短縮が期待できます。また水の分子しか存在しないので、極めて低酸素状態での加熱が可能となり、被加熱物が酸化しないという特徴があります。
    テスト実績(ワーク)
    • セラミック
    • アルミ部品の熱処理
    • 樹脂製品の表面処理
    • 油除去
    熱源
    過熱蒸気(UPSS-W20)
    温度域
    700℃
    蒸気発生量
    5~20kg/h
    特徴
    700℃までの耐熱試験が可能です。
    備考
    被加熱物が酸化せず、火災の危険性が低い
  • 遠中赤外線加熱炉(バッチ式)

    上記遠赤外線装置(連続式)と異なり、中赤外線による加熱環境も備えたハイブリッドテスト機となります。中赤外線であればより高速度の昇温が可能なほか、遠赤外線では難しい金属の加熱を視野に入れてテストを実施することが可能です。各熱源の出力の他、1㎜単位での高さの調整により、最適な加熱条件を提出致します。

    テスト実績(ワーク)

    遠赤外線

    • 水乾燥
    • 樹脂やプラスチックのアニール処理
    • 電機部品 樹脂硬化処理

    中赤外線

    • アルミ材 予熱
    熱源
    遠赤外線ヒータor中赤外線ヒータ + 熱風
    温度域
    遠赤外線ヒータパネル温度   ~ 500℃ (3.7μm~)
    中赤外線ヒータフィラメント温度~1000℃ (2.3μm~)
    熱風230℃
    特徴
    中・遠赤外線は物質によく吸収され、直接分子や結晶を振動させて熱エネルギーに変えます。放射方式の為、効率の良い加熱方法と言えます。
    備考
    放射される赤外線の波長は熱源の温度に比例して決まります。
    樹脂材料の中でも中赤外線を吸収しやすいものは存在しますが、温度域が450℃からと高出力になる為、基本的に遠赤外線を使用することが多いです。
  • コンパクトモジュール型ハイブリッド熱処理炉

    高出力で急速に加熱できるガスバーナと温度制御を高精度に行う電気ヒータを使い分けるハイブリッドヒータの搭載や、循環ファンのインバータ制御により、熱処理の工程毎に最適な熱源と風速を設定することが可能となりました。これにより開発品と同等の処理能力を有する従来の熱風循環型熱処理炉と比較して、約5 0 % の省エネを実現しました。
    またガスバーナと電気ヒータの一体化や装置構成の最適化を行ったことにより、約5 0 % の小型化を実現しました。
    さらに、熱処理炉をモジュール化し、複数台の連結を前提とすることで、故障時の代用や多品種少量生産、生産量の変動にも柔軟に対応することが可能となりました。

    テスト実績(ワーク)
    • アルミ製品の熱処理
    • 粉体塗装乾燥
    熱源
    電気ヒータ + バーナー
    温度域
    熱風540℃
    特徴
    電気とガスを一体化したハイブリッドヒータの搭載で50%にコンパクト化。
    備考
    従来の熱風循環型熱処理炉と比較して、約50%の省エネ。モジュール化で多品種生産や生産量変動に柔軟に対応。
    本体寸法 W1300×L3200×H400mm

 


Published:2017年8月7日
TOP